ベッドのマットレスを裏返すと、カビだらけになっていることがあります
特にローベッドは、湿気がこもりやすいため要注意です
家事代行やウィークリーマンションの清掃をしていた時、たいていカビだらけでした
ベッドのマットレスを使う方法
まずマットレスに必ず必要なのが「敷きパッド」です
シーツだけでは湿気がマットレスまで染み込んでしまいます
そのため少し厚みのある敷きパッドを使うことが大事です
そして敷きパッドは定期的に洗い、完全に乾かしてから使います
取り替える時に、マットレスも裏返したり、上下を入れ替えておくと、長持ちします
さらに、裏返したマットレスにはホコリが溜まっているので、掃除機をかけておきます
ベッドのマットレスより布団が楽
ベッドが当たり前のアメリカでも「Futon」が売られています
敷布団はマットレスより扱いやすく、清潔に使えるため、使う人も多いようです
とはいえ一般的なベッドでは、敷布団が使えないこともあります
マットレスを敷くことが前提なので、床板が薄いベニア板の場合が多いからです
薄い板の上に敷布団を敷いて寝ると、体重がかかる部分が凹んだり、割れる場合もあります
マットレスを使わず、敷き布団で使うのに適しているのが「すのこベッド」
床板が格子状に組まれているため、しっかり体重を支えられます
フレームだけなので、安く変えることもメリットです
マットレスがないと、引っ越しや部屋の模様替えをする時、楽に持ち運べます
布団なら、買い替える時の処分費用も、マットレスより安く済みます
定期的に干して、清潔に寝られることも布団の良さです
すのこベッド専門店には、そんなベッドが用意されています
布団のように薄くて軽い、高反発マットレスなら寝心地もバツグン
Tolmatt(トルマット)は防湿除湿シートも付いています
色が変わるセンサー付きで、湿気の溜まり具合も分かります
防湿シートだけ干せばいいので、布団干しも楽々♪
ベッドのマットレスがカビないために
マットレスを使う場合でも、すのこベッドなら、頻繁に裏返す必要がありません
特にフロアベッドは通気性が悪いため、すのこ状の床板であることは必須条件です
一枚板の床板だと、毎日のように風を通さないと、カビだらけになります
敷きパッドの上に「寝具用の防湿シート」も敷いておくと、かなり湿気を防げます
すのこベッドの中でも、特に抗菌効果が高いのが「ヒノキ」を使ったベッドです
ヒノキは、昔から日本の木造家屋に使われてきました
高温多湿な日本の気候には、最適な木材です
ヒノキの爽やかな香りは、アロマオイルとしても使われています
安眠効果もあるため、快適に眠るには最適なベッドです
カビを防げることで、マットレスも長持ちします
「革製品」「ウール」「木綿」の衣類もカビ対策が必要です
本革は水が沁みこみやすく、ウールや木綿は水分を保持するからです
衣類のカビ対策で大切なのが、汚れや湿気を取り除いてから収納すること。濡れていなくとも、皮脂汚れと汗などの湿気は残っています。そのため脱いだらすぐに仕舞わず、ハンガーなどに掛けておくと、湿気を取り除けます。