白い服で清潔感アップ!真っ白に洗いあげる洗濯ポイント

白い服を白くする洗剤は「蛍光剤入り洗剤」と「漂白剤」

漂白剤にも「塩素系」「酸素系」「還元系」といった種類があります


とはいえ使い方を誤ると黄ばんでしまうことには注意が必要です

特に塩素系の漂白剤は、日に当たると黄ばみます

そのため十分な「すすぎ」が大事です


洗濯表示の意味を知っておくと、衣類を傷めず、失敗を回避できます

汚れ落ちの良い洗剤

衣類を洗う固形石鹼

汚れ落ちが良いのは「粉洗剤」や「固形石鹸」

とはいえ繊維の中に残りやすいというデメリットもあります

そのため、しっかり溶かし使い、すすぎを十分にすることが大事です


「ウール」「シルク」「コットン」「麻」を真っ白にするのが「蛍光剤入り洗剤」

ですがポリエステルには効果がありません


注意点は、染み抜きした後に蛍光剤入り洗剤で洗うとムラになること

染み抜きをした後には、蛍光剤が入っていない洗剤で洗います

その後で蛍光剤入り洗剤で洗うと、真っ白に仕上がります


【白い衣類に効果的な漂白剤】

白い服には、洗浄力が強力な「塩素系」「還元系」漂白剤が効果的

特に洗浄力が強いのが、液体より「粉末」です

とはいえ繊維を傷めるのでデリケートな衣類には使えません


たとえ丈夫なコットンでも、手早く洗い、手早くすすぐことが大事です


塩素系の漂白剤は除菌もできるため、白い布巾やタオルに最適

水回りのカビ汚れも、きれいに取り除けます

【漂白剤の効果を上げる方法】

漂白剤の効果を上げる方法は3つあります

  • 温度を上げる
  • アルカリ度を上げる
  • 漂白剤をつけてから時間を置く

お湯の温度が高いほど漂白効果が高まります

あるいは、シミの部分に漂白剤を塗ってからドライヤーで温めます


粉末の「酸素系漂白剤」「アンモニア」「重曹」などがアルカリ性です

色落ちしやすいので、白い服にしか使えません

アルカリ度が高いほど繊維を痛めるので、丈夫な繊維に向いています


漂白剤を塗ってから5~10分置いてから洗うと効果的です

とはいえ長く置きすぎると傷むので、漂白剤に浸けるのは10分が限度


一旦すすいでから、落ちなかった汚れを洗い直します


コットンの白い服を洗う方法

白いコットンの洗濯

厚手のコットンなら、「煮洗い」すると真っ白になります


まず洗い物が入る大きさの鍋に洗剤を入れ、お湯を注いで溶かします

次に衣類を浸けて鍋を火にかけます

沸騰したら火を止め、お湯を捨て、水をかけて冷まして、すすぎます


布巾、下着、靴下、シャツなど、鍋に入る大きさの衣類に最適です

大きな鍋を使えば、白いスニーカーやジーンズなども真っ白にできます


白いスニーカーの洗い方

白いスニーカー

白キャンバスのスニーカーなら、どんな洗剤も漂白剤も使えます


まずは汚れ落ちが良い「粉洗剤」や「固形石鹸」をブラシに付けて丸洗い

あるいは「蛍光剤入り洗剤」で洗うと真っ白に仕上がります

靴ひもは「塩素系」漂白剤に浸けてからすすぎ、鍋で煮洗いしてもOK


洗剤が残っていると黄ばむので、すすぎは念入りに

日に当てて干すと真っ白になります


白いレースやウールの洗い方

白いニットとレース

レースやウールは「中性洗剤」を「ぬるま湯」に溶かして「押し洗い」が基本


アルカリ性や酸性の、洗浄力が強い洗剤を使うと生地が傷みます

ウールは、熱い湯を使うと縮み、もみ洗いすると毛玉になります


白い服の黄ばみを取る方法

黄ばんだ衣類

全体的に黄ばんでしまった洋服でも、いきなり漂白剤に漬けないこと

お湯と洗剤で洗って、汚れを落としてから漂白するのが基本です

「台所洗剤」で洗い、「漂白剤」に浸けるとキレイに取れることがあります


ひどい黄ばみ汚れは漂白剤を塗ってから、お湯につけておきます


塩素系の漂白剤は、「すすぎ」が不十分だと黄ばみやすくなります

さらに日に当てると特に黄ばみが取れにくくなります

そんな黄ばみを取るのが「還元タイプの漂白剤」です


還元系の漂白剤は、シミや鉄さびなども落とします


とはいえ色が抜けるので白いものにしか使えません

ですが白いスニーカーなど真っ白に蘇ります

デリケートな素材は手洗いで

デリケートな衣類 丈夫な木綿 手洗いで きれいを保つ

手洗い洗濯の方法とコツ

手洗い洗濯は、デリケートな衣類に適した洗い方です。例えば傷みやすい薄手の生地やレースなど。あるいは、ひどく汚れた木綿などは、ごしごし手洗いすると落ちます。


食器洗剤は中性なので、レースやウールのシミ抜きにも使えます

家庭でできる しみ抜き 食品汚れは食器洗剤で

しみ抜き方法と応急処置

しみ抜き方法を知らないと、白い衣類や寝具は敬遠しがちになります。とはいえ、シミは早めに処置をしておけば取れることが多いものです。