収集日まで「収納」しておかなければいけない、ゴミの置き場所に最適なのが、キッチンのシンク下
なぜならシンク下は、食材や調理器具の収納には向かないからです
例えば鍋などをシンク下に収納すると、かがまないと出し入れできません
シンク下は湿気がこもりやすい場所なので、保存食がカビたり、しけったりします
その点ゴミは、立ったまま上から入れて、収集日に出すので、シンク下でも大丈夫です
生ごみの捨て方
まず大切なのが「生ゴミは紙に包んでから」ゴミ袋に捨てる、という点です
なぜなら、水分が吸い取られ、臭いやコバエの発生が抑えられるからです
特に臭いが出やすい魚は、ゴミ収集日の前日に調理する、というのも臭い防止に効果的です
包むための紙は、要らない「DM」や「処分する書類」など、捨てる紙なら何でもOK
印刷面を内側にして包めば、個人情報が書かれた紙をシュレッダーにかけなくても済みます
紙の上で野菜の皮をむけば、そのまま包んで捨てられます
ザルで水けを切れば、シンクの中に三角コーナーは要りません
匂いやコバエが発生しないので、収集日までシンク下にあっても平気です
秋の気配と共に虫の音が聞こえてきますが、不快な害虫たちも元気
ゴミの置き場所は、虫除け対策としての効果もあります
虫除け、室内では秋冬も対策が必要です。なぜなら室内はエアコンで一年中、快適な状態に保たれているからです。それは虫に取っても快適ということ。盛夏より、涼しくなった時期のほうが蚊などは発生しやすいと言います。虫も涼しいほうが活動的になるし、冬になる前に産卵もするのでしょう。
ゴミの置き場所と分別
シンク下は、分別ごみの置き場所としても使えます
袋を「燃えるゴミ」「プラスチック」「ビン」「缶」に分けるだけ
収集日にゴミを出した後、シンク下をサッと拭いておけば清潔です
分別ごみは、けっこうスペースを使います
ゴミを入れやすいよう、上の空間を開けておく必要もあります
分別ごみ用の、おしゃれな容器が色々と市販されています
シンプルな棚ならDIYで作ることもできそうです
ですがシンク下をゴミ置き場にすると、キッチンに分別用のゴミ箱を置かなくて済みます
するとゴミ箱を置いていたスペースに、シンク下に入れていた鍋や食材の収納棚を置けます
このほうが使い勝手が良く、見た目も良いはず
アメリカでは、シンク下をゴミ置き場にしている家庭が多くありました
そのためリビングなどに大きなゴミ箱が出ていることも、ありません
室内では、紙類とプラスチックを分ける、小さなゴミ箱があれば十分なはずです