【防災】災害は「もしも」ではなく「いつか」に備える!

防災は、いつか必ず起こることを前提として備えることが大事です


いつ事故や災害が発生するかは、誰にも分かりません

避けられない自然災害に備えてできることは、逃げることだけかもしれません

そのため、逃げるための備えと知識が大切です


防災のための避難対策

避難経路図

防災と言えば、備蓄や防災グッズのことにばかり関心が向きがちです

ですが災害が起こった時、まずは避難することが最優先です


ところが気が動転して、かえって危険を招くこともあります

寝ている時に災害が起こった時など、特に頭が回りません

そのため、ぼんやりしていても、すぐ逃げられる準備が大切です


【避難経路の確保】

ベッドから玄関までの避難経路に、邪魔になるものを置かないこと

倒れたり、落ちて割れるような物も、避難を妨げます

またベランダは非常時の避難経路のため、常に空けておく必要があります


【すぐ避難できる体制】

非常時の持ち出し用品が手近にあることは大事です


とはいえ持ち出し用リュックなどの置き場所から近くにいるとは限りません

そのため最も大切なものは「身につけておく」のが一番

例えば、現金やスマホをポケットに入れておく、といったことです


災害時すぐに避難できるという理由から、私は欧米のような靴を履いた暮しをしたいと思っています

靴は無理なので、そのまま外へ出られるようなスリッパを履いています


事務所としても使える物件を借りて、靴のままの生活をしていたこともあります

ホテルライク 靴を履いたままの 快適な住まい

靴を履いたまま暮らす3つのメリット~清潔・安全・快適

靴を履いたまま暮らすのは、靴を脱ぐより、むしろ清潔。そんな風に書いていたのは、セツ・モードセミナーという美術学校を創設した長沢節さん。なぜなら裸足で歩いたときの皮脂汚れは、雑菌が繁殖しやすいからです。土埃なら、ほうきで掃き出したり、掃除機で吸い取るだけで済みます。


防災と備蓄

備蓄品

命からがら逃げだした後に必要となるのが、備蓄です

電気、ガス、水道といったライフラインが止まった時に、必ず必要となります

例えば、水、食事、冷暖房は、生命の危機に直結します


最低でも1週間くらい耐えられる備蓄が必要です

救援物資が届いたり、ライフラインが復旧するまで、1週間ほどかかるはずです


【自分に必要な防災グッズ】

最低限、誰でも必要な水や食料のほか、個人的に必要なものもあります


例えばメガネや補聴器といった健康器具や、持病の薬などです

赤ちゃん、高齢者、病人など、家族のために必要なものもあります

ペットを飼っているなら、エサやトイレシーツといったものも必要です


【情報を得るための防災対策】

災害時の情報収集は、スマホが頼りになります


とはいえ一時的にアクセスが集中して、使えなくなることも珍しくありません

そのためポータブルラジオなども必須の情報源です

また乾電池や充電器も、充分に用意しておく必要があります


【災害時の心のケアと防災の関係】

全焼するような火災、倒壊するような大地震に見舞われた場合は、避難所での生活が始まります

そんな時にはメンタルケアも大切です


不安でイライラしているために、わずかなことでも諍いが起こりやすくなります

特に避難所生活が長引く頃に、我慢の限界となることが多いようです

防ぐ手立てはありませんが、せめて「お互い様」という気持ちを思い出したいものです


コーヒーやタバコ、スイーツといった嗜好品が、慰めとなることもあります

心のよりどころとなる本や漫画、小物なども、備蓄に加えてはいかがでしょうか