溜まるほど面倒になるのがキッチン掃除
なぜなら水汚れ、油汚れは、時間が経つほど固まって、落ちにくくなるからです
例えばシンクとガス台だけでも、サッと拭き取ると汚れがこびりつきません
そのため、拭きやすいよう、物を出しておかないことも大事です
調理に使うもの以外は別の場所に移動すると、キッチンに余裕が生まれます
毎日のキッチン掃除
お湯を沸かしている間とか、煮物をしている時などは、洗い物や掃除ができます
例えば、油汚れ以外は、ぬるま湯で洗い流すだけでOK
サッサと拭いて片付けてしまえば、シンクや作業台を広く使えます
さらには湯気で水滴が付くので、壁なども簡単に拭き取れます
【シンク周り】
調理が終わった時には、洗い物も済んでいるのが理想的
とはいえ汚れがこびりついた鍋やフライパンは、ぬるま湯を入れておきます
そうすれば、食事が終わる頃には、汚れが落ちやすくなっているはずです
食器洗いが終わったら、洗剤容器も拭いておきます
最後に布巾とスポンジをすすぎ、シンクの内側を洗い、乾拭きして仕上げです
●シンクと蛇口
ステンレスのシンクや蛇口を必ず乾拭きしておくのが綺麗な台所のポイント
なぜなら、こういった「光り物」がピカピカしていると清潔感が増すからです
例えばキッチンペーパーで水気を拭き取っておくと、簡単に綺麗を保てます
毎日のキッチン掃除で乾拭きしておけば、サビが発生することもありません
サビを取る方法で気を付けたいのが、しっかり乾かして、コーティングしておくこと。なぜなら水と空気による酸化が、サビの原因だからです。例えば、水道水に含まれる無機物によってもサビが発生します。サビは放置するほど広がるため、早めに取ることが肝心です。
●排水溝
排水溝にはゴミ取り用ネットをつけておき、週に1度くらい取り替えます
その時に、溝やカゴの汚れをブラシで取っておけばOK
●シンク下
シンク下は、食材などの置き場所には向きません
なぜなら湿気がこもりやすい場所だからです
そのためシンク下は、ゴミ置き場に向いています
立ったまま上からゴミを入れられて楽ですし、収集日に出したら、サッと拭き掃除できます
収集日まで「収納」しておかなければいけない、ゴミの置き場所に最適なのが、キッチンのシンク下。なぜならシンク下は、食材や調理器具の収納には向かないからです。例えば鍋などをシンク下に収納すると、かがまないと出し入れできません。
【コンロ周りとキッチン壁の掃除】
コンロ周りは特に汚れやすいので、なるべく物を置かないことが大事です
お玉などを壁や換気扇に下げておくと、火を使っている時に取りにくく危険
壁を拭く時には取り外さなければいけないので、おっくうになります
調味料なども出しっぱなしにするとベタベタになってしまいます
そのため全て引き出しや棚の中に収納し、使う時だけ出したほうが掃除が楽です
調理のたびにサッと済ませておきたいのが、コンロの掃除。なぜなら時間が経つほどに汚れがこびりつき、掃除が面倒になるからです。例えば、パスタを茹でたり煮物をしている間は、水蒸気で汚れが落ちやすくなっています。そのため茹で上がるのを待っている間は、拭き掃除のチャンス。
【キッチン家電】
キッチン家電も、できるだけ置かないほうが掃除しやすくなります
例えば、炊飯器は食卓の近くにあるほうが便利
お米を洗って入れる時、中の釜だけ持ってくれば済みます
コーヒーメーカーなどもキッチン以外の場所に置けます
キッチンで使うのは、電子レンジやミキサーなど調理家電だけです
使うたびにサッと「乾拭き」するのが、最も楽な電子レンジ掃除。なぜなら、庫内に残った湿気で、汚れが落ちやすくなっているからです。そのままドアを閉めると、汚れが固まり、水分と塩分がサビの原因ともなります。電子レンジのサビは落とせないので、注意が必要です。
キッチン掃除に使う布巾と雑巾
サッと拭くのに便利なのが、濃いグレーやブラウンのマイクロファイバークロス
シミが目立たず、乾きやすく、水気もよく吸い取るからです
使いやすいサイズは20×30cmくらい
半分または1/4に畳んで使えます
これより小さいと、すぐビショビショになってしまいます
【床拭き用の雑巾】
床拭き用の雑巾は、クイックルワイパーのウェットペーパーが楽
マイクロファイバークロスなら、洗って何度も使えます
キッチンマットは、敷かない方が清潔です
食材をこぼしたり、調味料や油が跳ねたり、キッチンの床は汚れやすいからです
何も敷いてなければ、サッと掃いて、サッと拭けます
床が冷たい、硬くて疲れる場合は、スリッパを履けば済むことです
インテリアとしてキッチンマットを敷いても、汚れていては台無し
頻繁に洗う手間が増え、洗い替えも多く必要です
【食器拭きクロス】
食器を手洗いしたら、水けを拭き取らないと跡が残ったりします
汚れが残っている場合もあるので、シミが目立たない色付きクロスが便利
食器拭きクロスは、台拭きより大きな30×40cmくらいが使いやすいサイズです
乾きが早い「マイクロファイバークロス」か「リネンクロス」なら清潔に保てます
丈夫な木綿なら、白いクロスでも煮洗いして真っ白にすることが可能
幅30cmで長く巻いてある「さらし」が便利です
45cm長さに切り、端を三つ折りして縫えば、何枚も用意しておくことができます
洗剤は、汚れの種類に応じて選ぶと、無駄を減らせます
汚れの種類に応じた洗剤を選ぶと、掃除や洗濯がシンプルになります。なぜなら、色々な洗剤を用意して、使い分ける必要がなくなるからです。例えば食器洗剤は、掃除にも洗濯にも使えます。漂白剤も、掃除用と洗濯用の両方を用意する必要はありません。