ホテルのようなワンルーム部屋は、一人暮らしに最適
勉強や趣味に没頭できるデスクと、よく眠れるベッドさえあれば十分だからです
一人なら、家族で共有するリビングのような部屋は要りません
小さな食卓か、広めのデスクがあれば食事もできます
クローゼットに入る衣類だけの、ミニマルな暮しが快適です
ホテルのような部屋の家具
ホテルのような部屋に欲しいのが、作り付けのクローゼット
なぜなら、そこに入るだけしか衣類を持たない、と決めることができるからです
そして最低限必要なベッドとデスクは、できるだけ大きなものが理想的
狭い部屋こそ、大きな家具を少なく置いたほうがスッキリします
たくさんの小さな家具だと、色や大きさがバラバラになりがちだからです
例えば横幅の長いデスクは、食卓としても使えます
広々としたベッドは、ソファ代わりの、くつろぎスペースになります
収納家具を増やさず、収まる分量だけに物を抑えることが大事です
リビングとは、家族や来客と過ごすための「共有スペース」
そのため、一人暮らしで人を招かないなら、リビングそのものが不要です
ソファーは、必ずしもリビングに必要な家具ではありません。なぜならソファーは、大人が並んで座るには窮屈だからです。ソファーで横になるよりも、オットマンに足を乗せたほうがくつろげます。横長のソファーは、応接間に向かい合わせて置くのに適した家具です。来客が複数の場合に並んで座り、対面で会話するためです。
【ベッド】
一人でも、セミダブル以上の広いベッドが快適
幅1mほどのシングルベッドでは、寝がえりしたり、腕を広げたりしにくいからです
複数の枕があると、クッションとして使えます
ベッドリネンはコットンやリネンの白無地が理想的
汚れが目立たない濃い色の無地でもいいですが、柄物はグッと生活感が出ます
季節を問わず、どんなインテリアにも合わせやすいのがグレー
春夏はブルー系、秋冬はブラウン系が落ち着いて眠れる色です
【デスク】
奥行きが浅く、横幅の広いデスクを壁に沿って置くことで、部屋が広く使えます
デスクはテーブル代わりにも、テレビ台としても使えるからです
例えば、引き出し収納や本棚の上に板を乗せただけでもデスクになります
なるべくデスク上には物を置かず、デスク下に収納するとスッキリします
さらにテレビやパソコンのモニターを壁面に掛ければ、デスク上は広々使えます
ホテルのような部屋のインテリア
ホテルの客室では、照明とカーテンがメインのインテリアアイテム
壁に絵画などが掛かっている場合もあります
自宅なら、観葉植物があると癒されます
いくつもの小さな鉢植えよりも、大きな鉢植えひとつのほうがスッキリします
【照明】
照明だけでインテリアの雰囲気が作れるほど、明かりは重要です
電球の「色」を変えることでも心理状態や脳の働きが変わります
人を活動的にしたり、心を落ち着けたりするのがインテリア照明です
インテリア照明は、部屋を心地よくする上で絶大な効果を発揮します。なぜなら人は、明かるさや色に気分が大きく左右されるからです。例えば体内時計は、明かりに反応しています。そのため明るくなると目覚め、暗くなると眠くなります。
キャンドルライトでの食事、入浴、のんびり過ごす時間も快適です
秋の夜長とは、9月下旬の秋分から12月下旬の冬至までの季節。秋分は昼と夜の長さが同じになる日で、冬至は夜が最も長い日です。暗くなると、体も休息モードになります。そんな時に最適なのが、キャンドルライトの明かり。炎の揺らめきは、リラックス感を高めてくれます。
【カーテン】
広い面積を占めるカーテンも、部屋の雰囲気を決める要素です
温かみのあるブラウン系、落ち着くグリーン系ならナチュラルな雰囲気
無彩色のグレーやホワイトは、モダンにもナチュラルにも合います
カーテンもベッドリネンも白で統一したインテリアも素敵
柄物カーテンの場合は、クッションなどと揃えると統一感が出ます
ホテルのような部屋でシンプルに暮らす
ホテルのような部屋では、暮らし方もシンプルになります
なぜなら最低限の家具しか置かないため、物を減らすしかなくなるからです
すると掃除の手間も最小限で済みます
【衣類】
衣類はクローゼットに入る分量だけ
そうすれば洗濯やクリーニングの手間や費用も減ります
あれこれ選ぶ必要もありません
オシャレな人は自分のスタイルを持っています
そして自分に似合う、気に入った洋服だけの暮らしは実に快適です
【食事】
食事は小さなコーヒーテーブルやデスクでできます
数少ない食器を、色んな用途に使いまわす工夫が大事です
例えばカフェオレボウルは、スープやサラダなどにも使えます
どんぶりをボウルとして使ったり、皿をまな板として使ったり
そうすればキッチンもスッキリできます
【掃除】
ホテルのような部屋は、掃除も簡単
家具や物が少ないと、広い空間を確保できるからです
例えばベッド周りに空間があれば、ベッドメイクも楽にできます
ワンルームなら、掃除機よりも箒とチリトリのほうが簡単です
掃除機は収納スペースが必要になるし、出し入れが面倒になります
フローリングなら、クイックルワイパーで十分
床にはマット類を敷かないほうが掃除が楽です
汚れの種類と洗剤の関係が分かると、効果的に汚れを落とし、無駄な洗剤を減らせます
そのため洗剤は数多く必要ありません
汚れの種類に応じた洗剤を選ぶと、掃除や洗濯がシンプルになります。なぜなら、色々な洗剤を用意して、使い分ける必要がなくなるからです。例えば食器洗剤は、掃除にも洗濯にも使えます。漂白剤も、掃除用と洗濯用の両方を用意する必要はありません。
ホテルのような部屋で快適な暮し
椅子やベッドを置いた洋風生活では、靴をはいたままのほうが快適です
家の中でも、靴を履いたまま暮らしたいと思っています。なぜなら靴を脱ぐより、清潔で、安全で、快適だからです。事務所としても使える物件や、アメリカの住宅で暮らした時の実感でもあります。例えば、ミニマルで、おしゃれな部屋として人気のあるホテルライクなインテリア。ホテルの客室は、靴を履いたまま入ります。
ホテルのサブスクなら、賃貸と同じくらいの金額で宿泊が可能
光熱費やネット料金なども含まれていることを考えると、賃貸より安いかもしれません
ホテル暮しのメリットとは、引っ越しの手間や費用が不要なこと。旅をする時と同じように、スーツケースひとつで生活が始められます。とはいえ長期滞在するとなると、やはり宿泊費は高額になります。例えば1泊5000円でも、一か月にすると15万円。1泊5000円というと、安いビジネスホテルにしか泊まれません。